ダブルバルブのモニタ化のススメ その1

 

『ダブルバルブ故障の注意点とは?』

プレス機械向け

クラッチ&ブレーキ用

複式電磁弁(ダブルバルブ)

安全を考慮して内部構造が二重化されています。

 

 

 

実はダブルバルブには

見落としがちな故障の注意点があります。

ここからはバルブの構造/動作を図を見ながら

故障の注意点を確認していきます。

 

 

 

 

 

 

以下は、プレス構造規格で定められたバルブの要件です。

≪図1:プレス構造規格≫

プレス構造規格で規定される以前は、”シングルバルブ”も

クラッチ&ブレーキ用バルブとして使用することができました。

 

 

 

もし、シングルバルブが故障すると・・・

 

≪図2:シングルバルブの故障≫

 

 

 

 

シングルバルブは

通電OFF後、バルブが閉じなくなる

機械が停止せず、プレス作業者が

『挟まれ事故』等の危険な状況に

直面する恐れがありました。

 

 

一方、構造規格で定められたダブルバルブは

弁体が二重化構造

バルブに通電ON/OFFすると

A/B弁体はほぼ同時に開/閉動作します。

 

 

≪図3:ダブルバルブの正常動作≫

 

その為、B側が故障(通電OFF時に閉じない)しても

A側が閉じて確実に二次側エアを排気します。

 

 

 

≪図4:ダブルバルブの片側復帰不良≫

 

 

片側が故障しても確実に排気することが

ダブルバルブの役割です。

 

 

 

 

一見、安全に見えるダブルバルブ。

ダブルバルブは故障したら自動で”止まる”

お考えの方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

 

 

故障状態のままで再通電すると

どうなるでしょうか。

 

 

 

≪図5:ダブルバルブは故障しても再通電すると動作する≫

 

 

 

ダブルバルブは、B側が故障状態でも

再通電すると動作してしまうのです。

 

 

これは正常なA側だけが開閉動作している状態

つまり ”シングルバルブ” で

操業しているのと同じ状況です。

 

 

 

 

B側故障したまま操業を続けると

正常なA側いつ故障しないとも限りません。

 

 

 

 

そして、A/B両方とも故障すると・・・

 

 

≪図6:ダブルバルブもプレス不停止に至る場合がある≫

ダブルバルブであっても、

プレス不停止の原因なってしまう場合があります。

その為、片側の弁体が故障したら

早急な対応が必要です。

 

 

 

Q片側復帰不良の故障の兆候はあるの?

Aあります!排気ポートからのエア漏れです。

 

 

 

 

ダブルバルブのエア漏れについて

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